「歳を取ったら、体感時間が短くなる」
とはよく言うことで、まあ非常に感覚的には分かります。
以前に
「体感時間は年齢に反比例する。30歳の体感時間は10歳の体感時間の1/3である」
という説を見て、なるほどと思いました。つまり、体感時間は年齢をxとすると、1/xである、と。
で、ふと、体感時間的に人生のどれくらい過ぎたんだろうとふと思ったわけです。ちょっと計算してみたら、なんかすごく面白いことが分かったので書きます。
流石に、産まれた瞬間の体感時間はほぼ無限大、とかいい出すとちょっと感覚的にもちょっと変なことになるので、産まれた瞬間でx=1とすることにします。
1/xを積分すると、logxなのですが、
産まれた瞬間はx=1、つまり、logx=0
ではlogx=1となるのは、x=2.7。産まれた瞬間は1歳と計算するので、x=2.7は1.7歳、まあ1歳8,9ヶ月くらい。
logx=2となるのはx=7.4。6歳5ヶ月くらい。
logx=3となるのはx=20。19歳。
logx=4となるのはx=54。53歳。
logx=5となるのはx=148。147歳。
もしこの説が正しいのなら、ちょうど
1,「産まれてから1歳9ヶ月」
2,「1歳9ヶ月から小学校入学」
3,「小学校入学から高校卒業」
4,「高校卒業から50代に入った頃」
5,「50代から老衰で死ぬ」
これがほぼ同じくらいの時間感覚となります。
1歳9ヶ月って、色々言葉が増えてくる時期。
たまたまe=2.7倍ずつで区切ったけど、すごくピッタリと色々な人生の区切りになっているのですね。そして、体感的にも分からないではない気がします。小学校入学から高校卒業までって、すごく長かったですから。
因みに、自分は今38歳。ここから、2.7倍すると、102歳。まあ実際の寿命くらい。意外と体感時間的に、小学校入学から高校卒業までと同じくらい残ってるわけですね。よく、40歳は第2の人生のスタート、的な言い方をするけど、こうやって残り体感時間で考えるとぴったりなのかもです。