日本人は英語が苦手な人が多いですけど、海外でポーカーをするならば、テーブル上で英語を使わざるを得ません。
その時に、使ったら危険な英語、使っても全く問題ない英語、危険な時にどう言うべきかを書いていきたいと思います。
〇チェック
自分がチェックをしたいとき。これは間違われることがなくて安全な言葉です。
〇ベット
言う必要はない単語ではありますが、言っても勘違いされることがないので、問題ない単語です。
〇レイズ
とくに大きなチップ1枚でレイズにしたいときに使います。こちらも勘違いされることがないので安全な単語です。
フロップ以降でベットが入ってないときに打つのはベットですが、それを間違えてレイズと言っても通じるし、ペナルティを食らうこともなく、全く問題ありません。
△コール
callとfoldはとても音が近いです。チップを出してコールの意思表示をするのがベストです。こちらはほかの言葉と勘違いされてもトラブルになりにくい単語です。
ただ、普段からコールする時にコールと言っていると、他の何かを言った時に、コールと発声したと勘違いされる可能性は確実に上がります。
×フォールド
これは絶対に言ってはいけない単語です。
callにも聞かれかねないし、「フォー」だけならともかく、日本人特有の「ル」をしっかり発音してしまうと、all inと間違われてしまうことも多々あります。
日本人だからだけじゃなく、アメリカ人同士でもしょっちゅう揉める単語なので、外国人はなおさら使わない方が良いです。
何も言わずに単にカードを前に出すだけ一択です。
〇オールイン
オールインを宣言するとき。これは別の単語に間違われることはないので安全です。全部出す素振りをするか、20枚のスタックを1本出すと、オールインを宣言するという意味にもなって二重で良いです。
×カウント
相手のベットサイズを聞きたいとき。
これも、「あう」と音が二つあるので、all inに聞こえちゃうんです。
相手のベットを聞きたいだけなのに、こっちからオールインを返すことになっちゃうんです。本当に危険で絶対やめましょう。
ここでは
〇How much
と聞くようにしましょう。
×チェック?
×オールイン?
×コール?
相手が何かアクションをした、もしくはしたのかしてないのか分からない時。
チェック?と語尾を上げて疑問形で聞くというのはついついやっちゃうかもしれませんが、これは絶対ダメです。
慣れるまでは、その単語を使わないで聞くようにしましょう。
相手がチェックしたかどうか不明なとき、
〇is it on me?
〇on me?
〇me?
〇did you do anything?
相手が何か言って(特にオールインと聞こえた時)、ベットを確認したいとき
〇how much?
〇what is this?
〇what's that?
ここでもhow muchはとても良いです。便利かつ危険がない単語で、更にとても簡単な単語(中1で習いますね)なので、積極的に使うようにするとよいです。
こちらがベットして、相手がチップを出した時。特にリバー。
それがコールなのかレイズなのか確信が持てない時。
×コール?
これも、相手がもしレイズだった時、強制的にコールにされてしまう可能性が多々あります。
〇what is this?
〇what?
と聞くのが良いです。
相手のアクションが何か不明なときはとにかくそのアクションのポーカー用語を使わない、というのを意識するのが大切です。
英語じゃないけど番外編。
トーナメントでは、移動の際にチップを手に持って移動するのはOKなのですが、ポケットやバッグに入れた瞬間に失格になります。
移動じゃなくても、例えば安いチップ1枚をお土産に持って帰りたい、とかもアウトです。
知らなくてもダメ、即失格になるので、絶対にポケットやバッグに入れないように注意しましょう。
これで毎年のように失格になる人が出てます。