木原直哉オフィシャルブログ

プロポーカープレーヤー、木原直哉が、思ったことを書いていきます。道場やってます。https://lounge.dmm.com/detail/308/

父親目線からみた、これから赤ちゃんが産まれる家庭への主観的アドバイス(産まれる前から5ヶ月まで)

近いうちに子どもが産まれる家庭が自分の周りにいくつかあります。

なので、その友人たちにアドバイスする感覚で書いてみようと思います。

母親目線での記事はたくさんあるけど、父親目線の記事は意外と少ないですし、子どもの予定が無くても、読んで頂けたら子育てがちょっと身近に感じて貰えるかもです。

長文です。

 

前置き

 

・つわり

妊娠が分かってから一ヶ月くらいすると、つわりの時期です。

自分は男なので、これについて言及するのは難しいです。

また人それぞれ個人差が大きいようですし、n=1で一般的に言うことは出来ません。それについては記事がたくさんあるので、他で読んでもらえたらと。

ただ、妻は比較的つわりが軽い方だったようですが、それでも30分の電車中に気持ち悪くなって途中で降りたということが数回ありました。外から妊娠がわかりにくい時期でもあるけど、流産等の危険が高く、一番周りが気を使ってあげないと行けない時期かなと思います。とはいえ、安定期に入ってないから妊婦側も周囲に言いづらいところもあって難しい時期です。

 

・妊娠6から8ヶ月

この時期は多くの人はつわりが終わります。本人たち的には意外と楽になったと感じる時期のようです。

一方、妊娠していることが周囲から分かるようになり始める時期でもあります。

この時期に早産してしまうと、命は助かる可能性が高いですが、色々障害が残る可能性があります。重労働等が早産の原因になるようなので、周囲の気遣いが大切だと思います。

 

・妊娠9から10ヶ月

産まれる直前ですね。いつ産まれても大丈夫な時期です。

この時期、意外と外出しても良いし、むしろ積極的に歩くように指導されます。

臨月の妊婦さんが歩いたりしてたら大丈夫かなと前は自分も思ったりしてましたが、臨月になればむしろ大丈夫で、軽く運動する方が良いくらいのようです。

しかも産休に入っているので、お母さんにとっては色々遊ぶチャンスです。周りも、この時期に色々誘ってあげてください。

子どもが産まれたら本当に遊ぶ暇がないです。

 

 

 

・出産から生後3ヶ月

ここからが今回の記事のメイントピックです。

 

1、里帰り出産はオススメしない

色々家庭の事情があるでしょうし、里帰り出産する人もそれなりにいます。

しかし出来ることなら、里帰り出産はしないほうが良い、というのが自分の意見です。

出産に立ち会うか立ち会わないかは人それぞれだし、絶対だと言うつもりはありません。しかし、個人的に大切だと思うのは、退院してからの一ヶ月です。

多くのイメージとは裏腹に、生後一ヶ月はさほど大変ではありません。

いや、育児ステージトータルでみたらかなり大変なんだけど、意外と何とかなるなと感じる時期です。というのは、生後1ヶ月から3ヶ月の間の一番きつい時期があるからです。

最初の一ヶ月、まだまだ余裕がある時期のうちから子どもが家にいる。それによって父親も何をやるべきなのか一緒に学ぶことが出来ます。

里帰り出産すると、最初の一ヶ月は実家にいて、一ヶ月したら家に帰ってくるとかだと思いますが、一番大変になる時期に、何をやって良いか全く分からない状態の父親と育児することになります。それは大変だろうなと本当に思います。

 

生後一ヶ月から三ヶ月の間は何が大変か。

最初の一ヶ月は、子どもはまだまだ体力が無く、ミルクを飲んで排泄して寝る、という感じです。体力が無さ過ぎて、自然と寝るんです。

二時間おきにミルクとおむつ交換がありますが、それでも1対1でも細切れに寝れるんですよね。

生後一ヶ月から三ヶ月の間は、少しだけ体力がついて来ます。この時期、子どもは自分で寝れないのです。寝かしつけるには抱っこが必須になります。

抱っこで寝たと思いきや、置くとすぐ起きる・・・

しかも、2-3時間おきにミルクなのは変わらないので、1時間抱っこしてやっと寝たと思ったら、30分くらいして「ほぎゃー」となるのです。抱っこし続けていればずっとおとなしいとも言えるのですが、親の体力の問題があります・・・

 

生後3ヶ月すぎると、夜に長く寝てくれるようになります。途中に一回ミルク飲ませるけど、6時間から8時間くらい。そうなると一気に楽になります。

なので、一番大変なのが1ヶ月から3ヶ月。ここを乗り切る!そのためには、この時期に未経験の父親がいるのが良くないと思うのです。

 

2、育休

父親の育休制度、色々あります。

個人的には、最初の一ヶ月だけの育休って、上記の理由で本当に良くないと思います。

なんとかなる時期を二人でやり、父親も

「あー、こんなもんか」

って感じてしまいます。

そして、いちばん大変な時期になって仕事復帰。感覚的には最初の一ヶ月のままです。

しかし、実際は最初の一ヶ月とは比べ物にならないくらい大変なのに、そこで二人から一人になるのです。この時期に一人で見てたら、本当にお母さんの寝る時間が無いです。

なのに父親は何とかなるような感覚になってしまう。認識のズレって怖い。

 

 

3、ベビーシッターの活用

最初の一ヶ月、大変大変と言われ続けていたのに、いうほど大変じゃなくて意外と何とかなります。

するとついつい何とかなるので、その後も何とかなりそうと感じてしまいます。

しかし、本当に大変なのは書いたように、その後なのです。

少しでもお金に余裕があるのなら、最初の一ヶ月のうちからベビーシッターさんに一定の頻度で来てもらうようにしましょう。

例えば文京区の場合は、1時間1000円で利用できるクーポンが年間4時間×48回分貰えます。週1で4時間分です。実費で払うと2500円とかなので、結構割安です。他の自治体も、色々な補助はあるはずです。

それでも負担は小さくないですが、最初のうちにシッターさんを呼ぶ習慣をつけてないと、一ヶ月過ぎていちばん大変な時期が来てからも、呼ぶ習慣が出来ません。

シッターさんは当たり外れありますが、でも当然ですがプロなので、新米パパママよりはずっと対応能力があります。相性の良いシッターさんが見つかったら、定期的に来てもらうのが良いんじゃないかなと。

一ヶ月から三ヶ月を乗り切るために、この時期に重点的に依頼するのが良いかと思います。

 

4、母乳とミルク

自分は、最低でも半分はミルクであげる方が良いんじゃないかなと思います。

子どもを産むことと授乳することはどんなに頑張っても父親には出来ません。

しかし、ミルクなら父親にも出来ます。昔の脱脂粉乳をメインに作られていたミルクと違って(今でも母乳信仰が強い人は多いですが)、今のミルクは栄養的にも全く問題ないので、母乳にこだわる合理的な理由は全く無いです。

 

5、抱っこ

これは父親向けの記事です。

出産と授乳は絶対に母親にしか出来ません。

父親に出来て母親に出来ないことって、新生児のうちは無いんですよね。

しかし、父親の方が向いていることってあります。

98%以上の家庭では、父親のほうが体力があります。男女平等と性差があることは両立します。そして、より向いている方が向いている仕事をする、それが大切だと自分は思います。

そして、抱っこに関しては、母親より父親のほうが断然向いています。抱っこは力仕事なのです。

よく

「うちの子は母親の抱っこじゃないと寝ない」

「父親が抱っこするとすぐ泣く」

と言う家庭がありますが、それはずっと母親だけに抱っこさせてきたからかなと思います。父親のほうが体力があるので抱っこも安定するし、負担の合計も小さいのです。

 

父親向けに2つ、抱っこに関する技術的なアドバイス

新生児って、3キロほどしかなくて、結構軽いです。

なので、手のひらで持っても余裕で30分とか抱っこできちゃうんですよね。楽だから手のひらで抱っこ、しがちです。

しかしですね、子どもってすごい勢いで重くなります。2ヶ月後には7キロとか8キロとかになってます。

最初についた癖のまま抱っこし続けたことで、自分は2ヶ月くらいの時に右手首が腱鞘炎になりました。

最初は軽いから大丈夫と思っても、しっかりと腕で抱っこするようにしましょう。

もう一つ、下に布団を敷いて寝かせていると、抱っこしたり置いたりする時に腰をかがめてすることが多いです。

これも軽いうちは問題ないのですが、重くなってくると腰やヒザをやられます。

自分は3ヶ月くらいの時にヒザも痛めました。

腰をかがめず、まっすぐしっかりヒザから曲げてしゃがむようにするのが良いです。

 

また、可能ならば、ある程度の高さのある場所(1メートルとか)に赤ちゃんを寝かせるのが良いです。

生後5ヶ月くらいになって寝返りを打てるようになるまでは、落ちる危険が非常に小さいです。一方、抱っこからベッドに置くときの親のカラダの負担はすごく小さくなります。カラダは資本です。

 

 

まとめ

・つわりから生後8ヶ月まではしっかりケア

・臨月は(お母さんは暑いとかあるけど)割と大丈夫、むしろ遊ぶチャンスなので周りも誘ってあげて欲しい

・里帰りはおすすめしない

・大変なのは1ヶ月から3ヶ月

・シッターさん等の外部組織を早い段階から利用しよう

・抱っこは父親の仕事

・抱っこするときにカラダを傷めないように注意

2-7で8ローを引く確率

2-7トリプルドローです。

237から8ローを引く確率。

どれを引いてもストレートドローにならないので簡単ですね。

 

https://gyazo.com/c6d4979daf30c431e240935bb33e66af

43%。まあそんな感じですね。

(注:計算ミスがありましたので修正しました)

ただ、これが勝率ではないです。途中で相手が降りるかも知れないし、3回目の前に9を引いてパットして勝つこともあるし。逆に8を引いて負けることもあります。

 

234から8ローを引く確率。

これは235スタートでも236スタートでも一緒ですので234だけ計算してます。

https://gyazo.com/615e3347804b5532f678f62bd5579a29

表の中の5は、5か6を引いた時を5で代表してます。同様に7とは7か8を代表してます。

(注:こちらも計算ミスしてたので修正しました)

これで37%。8ローを引ける確率はぐっと下がります。

一方、8を引いた時、237から8を引くともれなく87ローになります。これ、結構負けるんですよね。最高で23478で、これはNO10です。

一方、234から8を引いたら、1/3でNO5、1/3でNO6なので、8を引いた時の強さは全然違います。8を引ける可能性だけ比べて、237が良いとついつい思ってしまいがちですが、実はどちらが良いか結構際どいハンドです、237と234。

 

緊急入院 NO2

http://kihara-poker.hatenablog.com/entry/2020/03/11/172409

これの続きです。

 

部屋に戻って飛行機を予約します。

FIXでチケットを取ったので、元の帰りの便は捨てることになります。

コロナウイルスでの騒ぎの真っ只中だったので、2年前に次男の出産直前に緊急帰国したときよりずっと安く、5万円ほどでチケット取れました。

ただ、歩くのはまだしんどい状態です。食事も普段の1/3くらいしかお腹に入りません(なので頻度が多くなる)

 

到着して、チェックイン。すると、最前列の足が広いところが横一列空いてます。

その席は+129ドル。なんだかんだ8割位席が埋まってるので、体調の不安もあるので、差額払ってそこの窓際の席を確保。

 

するとこれが大好手!129ドル程度なので誰か通路側に来るかなと思ってたら、誰も来なくて、3列独り占めです!お腹の具合も良くなかったので、結構頻繁にトイレに行くことになったし。ただ、最前列は肘置きにモニターとかテーブルが収納されていたので、上げて横になるとかはできませんでしたが、でも隣がいなく、トイレにも気軽に行けるのは非常に良かったです。

 

12時間弱で成田着陸。日本は3/3の火曜日です。

乗る前に体調悪いことを地上スタッフに伝えていたら、着いてから車椅子を用意してくれました。空港についてからの移動が長いので助かります。

 

到着は成田だったので、スカイライナーで戻ってきます。

デッキから、年末に入院した病院に電話。すると、そのまま病院にダイレクトに行くように指示。

病院で再度色々検査等します。

医師「本当に腎臓結石って言ってました?」

自分「ええと、そこまで専門用語とかわからないんですが、kidney stoneって言われたんですけど」

医師「うーん、そうなんですか・・・」

検査した結果、腎臓ではなく胆のうに大きな炎症が。

医師「結石による胆のう炎ですね。どうしても今すぐ入院できない事情とかありますか?」

自分「ええと、帰国した直後で荷物とか多いのですが・・・」

医師「できればこのまま入院してください」

自分「分かりました」

ということで、帰宅せずにそのまま入院。

医師「2週間前後の入院になると思います。手術することになったらもう少し伸びるとは思いますが」

ながっ!まあ、こういうのは長めに言うものだと思っているけど、まあ一週間は覚悟ですね。

長男が、やっとお父さん帰ってくる!と喜んでいたし、ワンオペが終わると思ってた妻にも申し訳ないと思いつつ・・・

 

入院してすぐに、絶食指示。

うへー、またですか・・・

 

血液検査の結果が出ます。

自分的にはかなり回復したと感じる状態だったのですが、炎症の数値は年末に痛くて眠れなかった憩室炎の時の1.5倍ほど。

これ、一番ひどい時はどの程度の数字になってたんだろう。

 

個室希望したのですが、残念ながら個室は空いておらず。

しかし、6人部屋に行くと、自分ひとりだけ。事実上の個室です。

2日後、隣の部屋からおじいさんが移動してきて4日間一緒の部屋で、そのおじいさんは月曜日に退院していきました。

 

自分はと言うと、結局順調に回復して、3/10日(火)に退院します。

しかし、

医師「胆のうに石というより、泥が溜まっているような状態です。これが胆管の方に来たら、またいつ症状が起きてもおかしくない状態です。なので、胆のうごと摘出する手術をしましょう。時期としては4月中頃の予定で」

と。

どうやら、発作が起こった直後は手術に最適、その後回復ステージに入ったら癒着がひどいので手術に向かなくて、回復して一ヶ月くらいしたらまた手術可能になるらしいです。ということで、4月中旬にもう一度入院して胆のう摘出手術を受けてきます。

 

 

そして、3/12日現在、いまだにアメリカの病院からお金に関する連絡が来ません・・・w

払わなくて良いわけないし、でも保険がもらえるのは期限があるので、色々せっついてみるのがベストなのかな。これに関しても解決したらまた書きますw

 

 

緊急入院 NO1

*退院したときにnoteに書いたものをコピペして、ちょっと編集したものです。

 

 

アメリカ時間2月28日、いつものようにポーカールームに行って、PLOスタート。

9時間ほど打って、途中で立った75-150のミックスゲームに呼ばれたので移動。

日付変わって2月29日。ミックスゲームを1時間も打ってない時に・・・なんか体調が変・・・
変な吐き気がします。
とりあえずトイレに行って吐こうとするも、全く出てこない。
戻っても気持ち悪すぎるので申し訳ないけど抜けることに。
キャッシャーにチップを持っていくも、並んでて、その順番を待つことすらしんどくなって、そのままチップを持って部屋に帰ります。途中でチップをぶちまけてしまって、それなら両替した方が早かったかもという事態も・・・

午前1時過ぎ、部屋に戻り、手を洗ってからベッドに入ります。
多少楽になるかと思いきや、体調はどんどん悪化していきます。おなかが痛くて痛くてしょうがないのです。
ちょっと楽になるかと思って、無理やり吐いてみましたが、全く楽にならず。
仕方がないので、コマースに泊まってた友人二人に連絡して部屋に来てもらうことに。午前2時前。
自分の中では既に救急車で病院に行くことは確定していました。しかし、保険が下りなかったら大変です。とりあえず保険の確認で、友人に保険の連絡を取ってもらいました。今は無料のライン通話で可能なんですね。すると、病院の紹介はせずにそのまま行って建て替えて、あとから清算するということに。
そして、フロントに行って救急車を呼んでもらいます。自分はベッドに寝たままです。

その後、セキュリティーの救護班の人が3人来て、色々話したりします。そうこうしているうちに救急車も到着。運ばれていきます。
病院は、救急車で10分ちょっとだったようです。しかし、自分には20分以上だと感じていました。
車が振動するたびに激痛が走ります。
やっと病院に到着、時刻は午前3時半。

そこで色々質問と、こんな状況でいくつかサインさせられ(そこがアメリカらしいところですw)、ストレッチャーでベッドに。心電図を取り、血液検査をし、点滴を導入します。痛みはどんどん激しくなっていきます。

しばらくして個室に移動。そしてやっと鎮痛剤を投入してもらいます。
しかし、意外なことに、少しだけ・・・楽になった気がするかな程度で、全然楽になりません。1時間前の痛みに戻っただけという状況です。
その後ずっと個室で痛みに耐える時間。向こうも痛み止めを入れてくれているのですが、痛みが上回ります。
この痛みですが、針で深く刺されるような痛みが、波打つことなく延々と続くのです。本当にしんどかった・・・
一回目のCT検査の後、午前9時ころに病名が判明します。腎臓結石。
これが噂の結石かあ・・・

その後、
「流石にこれを投入したら痛みは柔らぐはず」
と看護師が持ってきたのは、モルヒネ
日本では末期がん患者にしか使わない印象の薬ですよね。投入して楽になった・・・かと思いきや、全く効きませんw

午前11時過ぎ。二回目のCTを取るということで移動。車いすに乗せられましたが、この移動がまた非常に苦痛でした。痛みが5割増しになった感じです。

12時、医者が来て
「肝臓に腫瘍がある」
「知ってる、年末に日本で入院した時に見つかったやつ。3センチほどだけど、良性だから経過観察中」
「うん、しかしこれが大きくなってる。今は少なくても4.3センチある。良性でも、ここまで一気に大きくなるなら一応生体検査した方がいい。午後3時から検査しようと思うけど、私だったらまだ若いから絶対検査するよ。どうする?」
「おーけー、分かった」

その後、別の医者がやってきて、
「腫瘍は日本の医者が言うとおりたぶん良性で癌じゃないと思うから安心して」


その後午後3時までの3時間、最大の地獄でした。人生で経験したことがないような痛みが3時間ずっと続きます。これ、いつまで続くんだろう・・・
あまりの痛さに、ナースコールを押して
「スーパーペイン!」
と助けを呼ぶも、なんと来ないwww
アメリカらしいとはいえ、ひどすぎませんか?w

午後3時半、少しだけ痛みが減ってきます。その時に
「検査行きます」
と。てっきり針とかで肝臓の細胞を採取するのかと思いきや、やったのはPET検査。え、生体検査って言わなかった?(英語が通じてないだけかも)

最初はずっと仰向けで1時間ほど撮影します。この時、痛みはすごく減ってきてました。助かった・・・
最後に肝臓を横から取るために左を下にして横向きの体勢・・・
「いたいいたいいたいいたい!!!」
激痛です。しかし、すぐ終わるからそのままの体勢でいろと指示。結局5分ほど頑張って、PET検査は終わりました。

部屋に戻ると、一気に色々楽になりました。メインの痛みが消え、最大値が10としたら、4くらいに。
そのまま仰向けになったまま時間は過ぎます。正直、この時ですら、携帯電話を触ろうという気にすらなりませんでした。もう何もできない、何かすると痛みが増すだけですから。

点滴が入っているので、尿だけ結構たまります。6時間に1回くらい、尿瓶におしっこをするのですが、それがまた大変です。しかし、それ以外は一番ひどいところを脱した感じです。

入院二日目、だいぶ痛みは楽になってきました。
しかし、痛い場所がすこしずつ変化してきたのです。
最初はみぞおちのあたり、おなかの真ん中チョイ上だったのですが、それが右側に移動してきました。どうやら肝臓の血管腫が炎症を起こしているとのこと。
腎臓結石だけだったらそろそろ退院しても良いころのはずなのに、一難去ってまた一難。
病院の先生は、しきりに「手術」と言います。しかし、アメリカで手術をしたらお金がいくらかかるか分かりません。そこをはっきりさせないと!w
すると先生は
「わかった、出来るだけ歩いてみて。それで状態が良くなったら退院して、日本に帰ることにしよう」
そこで、二日目は病棟を10周、およそ700メートルを歩きます。きつい。マラソンをしているかのようなきつさです。
歩くのがこんなに苦しいとは思わなかった。痛いのを我慢すれば歩けるのかと思ってた。しかし、痛くないように変な体勢になると、一気に体に負担がかかるんですね。
それでも3回歩きます。

その日は昼から流動食がスタート。メニューは
・あまったるいゼリー
・あまったるいジュース
・あまったるいシャーベット
・味の薄いスープ
・お湯+ティーバッグ
自分はかなり甘いのが得意な方ですが、流石にこれは堪えました。甘すぎ。でも頑張って完食。
夕方のメニュー。全く同じ・・・
でも頑張って完食。

この日の夜、眠っていて、乾燥から少しせき込みます。
すると当然のように激痛が!
しかし、咳を沈めてリラックスすればまた痛みは消える・・・はずが、横隔膜が
「もう絶対咳は出させない!」
とずっと力を入れてきます。それが肝臓の炎症を思いっきり刺激して、すごく痛みます。
20分経っても横隔膜の緊張は取れません。これはやばい・・・
ナースコールを呼んで、状況を話し、すると鎮痛剤を入れてくれることに。
どの鎮痛剤かは説明なかったですが、もう臭いでわかりました。モルヒネ。これ効かなかったんだよなあと思うも、この痛みに対してはすぐ効果を発揮。
それによって横隔膜の力も弱まり、そのまま眠ることが出来ました。


三日目の朝、全く同じメニュー。
流石に間食できず、ゼリーとシャーベットを残します。
先生がやってきて、
「今日固形のご飯食べて、吐かなかったら明日か、元気なら今日の夜に退院ね!」と。
おお、ついに!そしてきっと昼は固形食かな!?

昼も全く同じ流動食でした・・・
流石にゼリー半分とシャーベットを残しますw

ところで、午前中から、おなかが急に動き始めました。
丸2日間、全く活動を停止していたのですが、体調が復活してきたのです。最初2回は、入院する前に食べた分の便が普通に出てきましたが、その後ずっと下痢状態。
「ああ、これは今日中には帰れないだろうなあ・・」
と思いつつ、午後4時過ぎに最後の下痢を出して、軽く眠ります。
気づいたら午後6時。夕食の時間は始まっているんじゃないの?と思ったら、既に置かれてました。
あけると、非常にまともな食事!
食べても普通に美味しいじゃないですか!
食べていると、6時半に先生がやってきて、
「あ、君、今から退院ね」
え?はや?突然???
下痢おさまってるか分からないよwww

その後、友人を呼んできてもらい、ついに支払いの時間が???と思いきや
「今日は日曜日だから支払い担当の人はいないんだ。いくらかも分からない。支払どうするんだろうね、私たちもわからないや、HAHAHA」
とナースの中心人物的女性が言います・・・
そういうもんなのか・・・w
まあ、メールアドレスがわかってるから、そこに振込先とか来るんだろうな。

その後、薬局に寄って薬をもらい、ホテルに帰宅。その後今これを書いているところです。

帰りの飛行機は明日の午前11時50分。コロナウイルスの影響でまだ席があいてたのは幸運です。

これで24時間後には日本に到着して、おそらくすぐに入院して手術になるんじゃないかなと思います。

今回のロスの旅はこれにて終了です。これからもがんばります。

 

ファラフェルとの思い出

ファラフェルが亡くなりました。

ギャモンプレーヤー以外は知らないかも知れないけど、ギャモンプレーヤーでは知らない人はいない存在。

 

史上最も偉大な将棋指しは?

こう多くの人に聞いたら、羽生さんと大山さんに大きく2分されると思います。

 

史上最も偉大な碁打ちは?

こう多くの人に聞いたら、めちゃくちゃ票が割れると思います。

 

史上最も偉大なポーカープレーヤーは?

これは、ドイルブロンソン、スチュアンガー、フィルアイビーで割れるんじゃないかな。

 

史上最も偉大なバックギャモンプレーヤーは?

こう聞かれた時、ダントツトップでファラフェルが選ばれると思います。2番目に恐らく望月さん。ファラフェルはそういう存在です。イスラエルアメリカ人で、国民の殆どがバックギャモンをプレイするイスラエルでは英雄的な存在でもあります。

 

 

自分が初めてバックギャモンの世界選手権に参加したのは2007年。その頃は自分から見たら本当に雲の上の存在でした。

まだまだペーペーでしたが、棋譜取りが割と得意だったので、望月さんの紹介もあって世界トップの人たちのバックギャモンの試合の棋譜を取ったりしてました。チーム世界vsチームデンマーク(当時のバックギャモン王国)の棋譜を取ったこともあります。

2008年、2回目の世界選手権に参加。

ラストチャンスの一回戦の相手がなんとファラフェルだったのです!!!

一回戦が抜け番だったか、相手が来なかったか、の山本さんに棋譜取りをお願いして5ポイントマッチをプレイ。

時間的にはほんの30分ほどだと思うし、ゲーム数は3ゲームか4ゲーム。

自分なりに本当に全力を尽くして集中してプレイしたし、ファラフェルもそれに応えて真剣にプレイしてくれました。

結果は負け。

そして終わった時に

「あのプレイは悪かったと思うけど、他はすごくプレイ内容良かったと思うよ」

と一つだけ指摘してくれました。

帰ってからパソコンに棋譜を入れたら・・・

なんと、ファラフェルが指摘したプレイだけがブランダー(大悪手)で、それ以外は40点以上のエラー無し、エラーレートで2点後半という数字だったのです。

更に、ファラフェルはほぼノーミス、エラーレート0点台・・・

自分なりに実力は出せたし、満足する内容でしたが、これが世界トップか・・・というのを見せつけられたゲームで、非常に記憶に残ってます。

 

彼がよく言っていたセリフで

'No bet no talk'

というのがあります。

「この方が良いんじゃないの?」

と誰かが言った時、自信あるなら(解析結果に)金かけろよ、それが出来ない位の自信なら言うなよ、と。もちろん相手が学生だったりでお金がない場合は高いベットはしません。覚悟の問題なのです。

逆にファラフェル相手でもそういうべットを怯まずベットを受ける人は、次第に認められて行った印象です。

 

自分はその後、次第にポーカーに比重が移って行きました。

ファラフェルは、WSOPの時期は毎年ずっとベラージオに泊まってました。

ポーカーもバックギャモンもやるお金持ちが来るので、その人がバックギャモンをやりたいと思ったらファラフェルに連絡するんです。

わざわざファラフェルとやるなんておかしい?

いやいや、そんなこと無いのです。

例えば、将棋ファンが将棋を指したいと思った時に、羽生さんと対局出来るなら100万円払ったって良い、ってお金持ちは沢山いますよね?

将棋だったら勝負にならないから指導的意味合いにしかならないけど、バックギャモンなら勝負として成立するのです。

 

自分は結構ファラフェルと仲良くして貰ってて、たまにご飯を一緒に食べたりした時とかは

「もっとバックギャモン真剣にやったら?ポーカーの世界でトップ取るのは本当に大変だけど、バックギャモンなら現実的だよ」

と言ってもらったりしたのも覚えてます。そうは言いつつ、彼自身ももっとポーカーやろうかなあとか言ったりしてましたし、バックギャモンの予定がない時は、2/5のNLHEを打ったりしてました。バックギャモンとは逆にポーカーのハンドのことを聞かれたりしたことも何回もあります。

彼に限らず世界トップの人はみんなそうですが、優しくユーモアがあって後輩に気をかけてくれる人でした。毒舌で大口なイメージが強いけど、ギャモンに対しては真摯な、尊敬すべきナイスガイでした。

 

 

ファラフェルがずっと入院してて、長くないことは薄々分かってましたが、訃報を実際聞くと悲しいです。合掌。

 

他分野の専門家がまともかどうかを判断するのは難しい

自分はポーカーが専門です。ポーカーの事なら相当色々正しくニュースを判断出来る自信があります。

将棋と麻雀は趣味だけど、それなりに色々判断出来る自信はあります。

地球物理系の学問は、そこまでではないけど、完全なエセは判断出来ます。

化学や医学は、一般教養レベルで、基本的には素人です。

 

一般的にどの分野にも、研究の王道分野を進む人と、王道から外れて知名度やお金を稼ぐことに執着している人がいます。

研究者で、王道を行くのが95%で、邪道を行くのが5%という印象です。

この邪道を行く人達は殆どが、自分自身が既にメインストリームに戻ることはない、戻れない、ということを自覚しているのです。一方彼らは往々にして自身のマーケティングやプロモーションが上手いのです。

 

科学、研究の世界では、

80%から90%くらいの体感→そうかも

95%から99%→その可能性が高い、恐らく○○です

99%から99.9%→まず○○です

100%→です。絶対〇〇です。○○だと分かってます。

 

自分の卒業研究のテーマだった地球システム的には

「過去100年間、地球の平均気温は上昇している可能性が高いです(99.5%)。

二酸化炭素には温室効果があります(100%)。

地球温暖化の原因の中で一番大きいのは恐らく二酸化炭素です(98%)。

このまま対策を取らないと、地球の環境が大変なことになるかもしれません(85%)」

 

うん、絶対という言葉は本当に使わないんです。だって、1%は本当に1%リアルに起こり得ることを何度も体感しているから。

でも、一般の人は90%くらいで簡単に「絶対」という言葉を使っちゃうんですよね。

「あいつら、絶対付き合ってるって!」

「あの人、絶対クスリやってるよね」

 

逆に、専門家が98%のつもりで「その可能性が高い」と言っても、一般の人には、50%を超える程度、60から70%という感覚で受け止めてしまいます。専門家は、そう取られてしまうことは分かっていても、だからといって95%程度で「絶対」なんて言葉は気持ち悪くて使えないのです。業界の内部の人から変な人扱いされちゃう恐れもありますし。また、空気を読んで発言を変えることは基本的にしません。正しいという信念に従って生きている人たちであり、場の雰囲気がどうであれ、それを曲げる発言はとてもできないのです。

 

メディアを作る人は、科学の観点からすると一般人なので、やっぱり同じ感覚です。で、科学者にもっと断言してほしいと。でもまともな科学者は断言しない。

また、トーク力と研究者としての能力はそこまで相関が無いので、まともな研究者はトーク力が高くないことが殆どです。テレビに出る人は、トーク力の上位0.1%の人の集まりなので、当然ですが。

しかしですよ、断言してくれる科学者もいるんです。5%ほどの邪道な科学者。

彼らは業界内部から変な人扱いされても問題ありません。だって、そのメインストリームで生きていくことを諦めた人たちだから。

しかも、専門の知識以外の部分、セルフプロデュース力だとかトーク力だとかは高いのです。それを磨くことで生き残ってきたわけだし。すると、メディアで重宝される。

そうやって、知名度が高く、トーク力もあり、空気をよく読んで発言する邪道研究者が生まれるのです。

 

 

一般人からすると、肩書はみな同じように見えます。

片方はトークが回りくどく、断言しない。

片方はトークがわかりやすく、良く断言してくれる。

どっちのほうが説得力があるように見えるでしょうか。

 

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では、自分が専門ではない分野で専門家の知見がほしい時、どうやって判断すれば良いのでしょう。

肩書はみんな立派に見えるし、知名度は当てになりません。

 

自分は2つの方法を取ってます。

1、断言しない人、現状は何が分かってないかを明確にする人の信用ランクを上げ、よく断言する人の信用ランクを下げます。

2、自分自身が所属するコミュニティー(自分の場合はポーカー)で、中道なプレイを選ぶ専門家(医学ならポーカーが趣味の医者)が否定する人の信用ランクを下げる。

 

こんな感じです。まず断言ですが、上記の理由で非常に科学者的じゃないんですよね。ただ、出てきた言葉がどの程度その人本人のものなのか分からないし、一般的にどういう意味で使われているかを分かった上であえて言っている可能性もあったりするからそれだけで全て判断は出来ません。

2番目ですが、趣味で王道なプレイをする人は、本業でも王道である率が非常に高いと思います。趣味で邪道で本業で王道なパターンもあるから、趣味で邪道な人はどちらの意味でも参考にしないようにしてます。そして、趣味の世界でもトップクラスに登りつめる人は、本業でも能力が高く、見る目を持っている可能性が高いと判断します。

そして、複数の意見を総合的に参考にするのです。

 

それでも誤った情報を掴んでしまうことは多々あります。しかし、常にその可能性を頭に入れつつ、専門家についても情報をアップデートしつづけるのが良いのではないかなと思います。

 

よく

「情報を鵜呑みにしづらい時代になった」

と言いますが、むしろ昔のほうがメディア(本や雑誌を含む)以外から情報を仕入れる方法がなくて、情報を判断することが不可能だったと思います。

今はあらゆる人が情報を発信し受信できます。そういう面でも非常に良い時代になったと思います。

 

 

glassさんのBanとその理由の推測

https://note.com/mathpoker/n/ne8f39a2e43ca

glassさんがスターズからBanされたことの波紋、不安が日本人の間で広がっているように思われるので、自分なりの見解を書きます。

ただし、glassさんの落ち度とかを個人的に攻撃する意図は全く無いし、コメントはすべて証拠がない個人的な推測に過ぎないですので、あらかじめご了承ください。

長文になりましたが、結論だけ先に書くと

 

・Banされた疑惑はボット使用疑惑ではなく、コーチングを受けながらプレーしていた疑惑であり、その疑いを払拭するようなことが出来ていなかった

・一方、黒とも判断つかなかったため、「判断を保留=お金を返却してのBan」という選択をスターズは取った

・勝ちすぎた為にBanされたということはない

・英語でやり取りしていれば、それでも何か別の裁定が下った可能性はある

 

 

です。

 

まず、glassさんはどういう規約違反を疑われたか。

これについてはスターズから最初にあった質問で結構な確信があって、それは

「他のプレーヤーから講義を受けながら、もしくは合議しながらプレーしていた」

だと思います。知らない人も多いかもですが、これは実は明確な規約違反です。

配信のように、一方的に発信するだけなら全く問題ないですが、プレイを誰かと相談したりするのはアウトです。

(特にシェアハウス系の人、同じ家から複数人が繋いでいることはスターズは分かっているので、気をつけてください)

最初にglassさんの投稿を読んだ多くの人は、ソフトの使用等を疑われたのかと思っているんじゃないかと思いますし、glassさん自身もそう思ったと記事の最初に書いてあります。おそらく、最初の時点でスターズは、その可能性もまああるかな位の認識はあったかと思いますが、そこは2番目であって、メインの理由ではないと思われます。

glassさんはコーチングをされています。そのことは全く規約違反ではありません。

しかし、スカイプ等で誰かと繋いで会話しながらプレイした場合、こちらが一方的に説明する分には規約的に問題ないですが、スターズからすると、それが一方的に教えているのか、教わっているのか、もしくは相談しているのか、全く判断つきません。

glassさんは、それを疑われていることに気づいてなかったため、周辺機器や使っているソフト等について、コーチングに使用するツールを書いてなかったです。スターズからすると、一番の疑惑ポイントについて言及が無かったと感じたのだと思います。

特に、コーチングでの画面共有ソフトとしてOBSを普段から使っているのだと思いますが、画質を良くするためにOBS使うけど良い?と言ってOBSで撮影しながらプレーしてます。これ、講義を受けながらプレーしていたことを疑惑として持っていた場合、このタイミングでOBSが出てくることをスターズはかなり疑わしく思うでしょう。スターズはどういうソフトが後ろで走っているかの監視ツール(ウイルス的なものですが・・・)を入れてますので、OBSがプレー中に走ってただろうことは向こうは分かっています(もしglassさんがコーチングで使っていれば、ですが)。

 

スターズ側に送ったメールの文面について。

glassさんの文章は、最初に送ったメールで使用しているツールについて2つ書き漏らしてしまい、それを動画を撮るよう指示があったあとで追記してます。

もちろん人間ですから書き忘れることはありえますししょうがないことだと思います。また、動画を撮る前にそのことについて正直に申告した点は良かったと思います。

しかし、それでも少しだけ印象が悪くなったのかなと感じました。

それ以外について、文面は問題ないと思います。

 

glassさんは当てはまってないですが、日本人はついつい顧客であるという意識の文章を書いてしまいがちです。日本企業に対してならそれで問題ないのですが、外国企業は企業側も顧客を選ぶことが出来るというのが大前提なので、日本的な顧客意識の強いメールを送ったら一気に悪印象になってしまい、結果にもかなりの悪影響を与えてしまいます。

日本だと全くイメージわかないかも知れませんが、

「こいつの文章気に食わない」と思ったら、ちょっと疑わしい程度でもBanしたりされてもおかしくないのです。

 

また、もう一つ問題があります。

やり取りが「日本語」であること。

スターズにとって、顧客の大部分は日本人ではないです。

日本語でのやり取りで、気に食わないからとBanしたとして、それをネットにアップされても、殆ど問題ありません。

一方、英語でやり取りしていれば、不可解な裁定が下った際にそれをアップされることで企業のイメージダウンは計り知れません。

そうなると、担当者の処罰も当然出てくるでしょう。

しかし、日本語でのやり取りの場合は、それをアップされても特に痛くないです。また、仮にプチ炎上しても、上の人は日本語を理解できないため、その日本語スタッフを処分することが難しいです。実質的に、担当者の裁量が大きくなってしまうのです。担当者がでっち上げの報告をしても、それをチェックしてもらえないのですね。

じゃあグーグル翻訳等を使って英語で書くべきかというと、それもNOです。

グーグル翻訳だとめっちゃ失礼な文面になりがちかつ、情報がしっかり通らないことも多々あります。特に専門用語などに非常に弱い。

英語が出来ない人がトラブルにあったらどうすべきか。それは

「しっかり英語が分かり、信頼できる人に依頼する」

以外にないと思います。

 

そして、Banの理由として挙げられている

・エコシステムに悪影響

と言うのはBanの理由ではまずないです。

たくさん勝っている海外のプレーヤーをたくさん知ってますし、彼らはBanされていません。自分自身、glassさんがいくら勝っていたか知りませんが、トータルで少なくてもglassさんの数倍は勝っていると思いますが、全くBanされてませんし。

たまに、

「理不尽にBanされた」

という人が掲示板に出てきますが、殆どの場合そのプレーヤーは別のプレーヤーに色々突っ込まれてます。

 

 

最終的に送られた動画を見て判断しますが、スターズ的にはそれが黒であるという確信も持てなかった代わりに、白であるとも確信出来なかったのでしょう。

なので、アカウントのお金については出金することを認めた代わりに、今後Banするという方針を選んだのではないでしょうか。少なくても、疑惑を持たれている部分に関して、glassさん側から釈明は無かったわけですし。

「それなら、スターズはどういう疑惑を持っているのか説明すべきじゃないか?」

うん、それは日本にいるとそう感じるのは分かります。しかし、スターズはどういう規約違反の疑惑を持ったかを説明するのは今後のセキュリティを考えると不可能です。また、「そもそもそんな義理はない、顧客と企業は対等で、疑惑への釈明が無かった顧客側が悪い」というのが欧米の普遍的な考え方なのです。

それでも英語でやり取りしていれば、そのやり取りをおおっぴらにアップすることで何らかの反響を得ることが出来たかも知れないし、それを向こうは恐れるんじゃないかとも思ってしまいますが・・・

 

 

以上から、まとめを再掲しますと、

・Banされた疑惑はボット使用疑惑ではなく、コーチングを受けながらプレーしていた疑惑であり、その疑いを払拭するようなことが出来ていなかった

・一方、黒とも判断つかなかったため、「判断を保留=お金を返却してのBan」という選択をスターズは取った

・勝ちすぎた為にBanされたということはない

・英語でやり取りしていれば、それでも何か別の裁定が下った可能性はある

これが自分の推論です。