ミックスゲームの勧め、ラスベガスで良くプレイされるゲームとルール一覧
ミックスゲームの勧め、シリーズです。
普通のスターズで打てるミックスゲーム以外にも、たくさんの種類のポーカーがあります。アメリカでそれなり以上の頻度で打たれているミックスゲームを紹介したいと思います。
まず、5枚配って3回チェンジする系のゲーム。
・Badeucey
5枚配って3回チェンジします。2-7TDと同じようなべットパターンです。
決着が、手札5枚全部使った2-7と、5枚中4枚を使ったBadugiのチョップゲームです。
2345のレインボー+7を持っているのがナッツナッツですね。特殊ルールとして、BadugiでもAは最弱のカードとなります。
スペルの中にdeuceと入っているので、2が強い=Aが弱い、と思うと分かりやすいです。
・Badacey
Badeuceyと同じで5枚配って3回チェンジします。
決着は、5枚使ったA-5と、5枚中4枚使ったBadugiです。
ナッツナッツは、A234のレインボー+5です。
スペルの中にaceと入っているのでAはOK、と思うと分かりやすいです。
・Archie
5枚配って3回チェンジします。
最後に5カードハイと、ローのチョップポットになります。
5カードハイは66以上(場所によっては99以上の場合あり)、ローは8ロー以下じゃないとダメです。
例えば、片方が23457でもう片方が、A468Tだったとすると、A468Tはハイの条件をクリア出来ていないので、23457が全てのポットをスクープします。
ハイのナッツはロイヤルフラッシュで、ローのナッツはA2345なので、ナッツナッツは存在しません。
次に、スタッド系のゲーム
・2-7Razz
ラズなのですが、2-7で勝敗を決着させます。
Aが弱く、ストレートがダメなラズです。これは通常のラズが分かればその後はそこまで難しくありません。
・hilo regular (stud hilo regular)
スタッドハイローのことですが、普通のスタッドハイローはローとして8以下という条件がついています。しかし、hili regularはローの条件はありません。
なので、フルハウスが完成すると、大体ハイは取れますが、ローは絶望的だったりします。そこがスタッド8との大きな違いです。
regular(通常の)とあるように、実はスタッドハイローはこちらの方が先にあるものなのです。今や 8 or better が当たり前になっていますが。
・Razzdugi
スタッド形式で、7枚から5枚を選んでラズ、7枚から4枚を選んでBadugiをプレイします。Badaceyをスタッド形式でプレイする感じですね。
・Razzdugi 2-7
スタッド形式でBadeuceyをプレイする感じです。
・Super XX
これらのスタッドタイプゲームは全て、2枚裏で配って1枚表で配ってからスタートしますが、Superとつくと、裏向きに4枚、表向きに1枚配ってスタートし、2枚捨ててからゲームスタートします。
一般的にハンドランクが一気に強くなります。
最後に、コミュニティカードが出るゲーム。
・Courchevel
クールシュベルと読みます。5cardオマハですが、フロップの1枚が最初から見えているものです。
ポットリミットでハイローでプレイされることが殆どです。
・Drawmaha
スペルはいくつか流儀があったけど、最近はこれに統一されつつある気がします。
ドロマハ、もしくはドローマハと発音します。
5枚配ってフロップを開き、ターンに行く前に1回チェンジします。
そして、ターンとリバーを出し、最終的に手札5枚から5カードハイ、ボードを使って5カードオマハ(オマハなので、手札から2枚、ボードから3枚です)をプレイします。
・Drawmaha 2-7
ドローマドゥース、とか、ドロマハドゥース、と呼ぶことが多いです。
Drawmahaと同じようにプレイし、半分は5カードオマハなのは一緒ですが、もう半分は手札から5枚使った2-7となります。
・Drawmadugi
ドローマドゥーギ、と呼びます。
Drawmahaと同じようにプレイし、半分は5カードオマハですが、残り半分は5枚中4枚使ったBadugiがポットを獲得します。
・Double board XX
これらのミックスゲームをコミュニティカード2つでプレイします。
フロップで3枚3枚、ターンで1枚1枚、リバーで1枚1枚と出して、それぞれで決着をつけます。
ハイローでダブルボードをやるとライブでは非常に混乱するので、リミットオマハハイでプレイされることが多数です。
ミックスゲームって多いようでも、同じようなパターンの繰り返しなので、実は覚えることはそこまで多くありません。
まあ、細かい戦略も変わってきますが、みんな厳密に理解していないし、そんなのは無理なのです。意外と気軽にできて、リミットゲームだから大きなチェックレイズに合うとかもないですから、気軽に楽しめるのが良いところです!是非やってみてもらえたらと思います。