木原直哉オフィシャルブログ

プロポーカープレーヤー、木原直哉が、思ったことを書いていきます。道場やってます。https://lounge.dmm.com/detail/308/

男の生きづらさと女の生きづらさ

 

このツイートを見て、本当にそう思います。

男の生きづらさと女の生きづらさって、結構異質なものなのです。

女性の生きづらさは、散々言われているよね。

 

男は子どもを産むことも母乳を出すことも出来ないから、子育ては必然的に女性が多く分担することになりやすいです。

すると必然的に男性はたくさん働くという分担になる。是非は置いといて、そうなりやすいのは間違いないです。

女性の生きづらさとは、子育てや育児のために途中で離脱することが想定されたり、そこで退職する可能性があるため、会社が戦力として見づらくなる。

すると、バリバリ働きたい女性からすると、自分自身の扱いに対して非常に大きな不満を感じるわけです。比較対象の男性社員より圧倒的に優秀ならともかく、同じ位だったら男性の方が優先的に選ばれる。そこは大きな不公平でしょう。そこが一番の生きづらさだと思います。

 

一方で、バリバリ働きたいという以外の生き方をしたいならば、女性の方が現状、圧倒的に選択肢が多いのです。

今の段階の世代までは、女性は家庭に入るのが当たり前という価値観がありましたが、今は子どもがいても、働く人もいれば専業主婦になる人もいるし、子育てをメインにしながらパートで働くという選択肢もあります。いろんなゆるい働き方が可能なのです。

 

そこと対照的なのが、男性の生きづらさです。

バリバリ働きたいというタイプの人なら、かなり変わったとは言え、依然として断然男性の方が生きやすい世の中だと思います。

しかし、バリバリ働くのは辛い、という男性にとって、この社会は非常に冷たいのです。正社員になってないと、結婚どころか、パートナーを見つけることすら至難です。

世間一般の生活をしたいと思ったら、どんなに性格的に合わなくても働かざるを得ない。合わなくても無理やり働かざるを得ないので、鬱にもなりやすいし、女性よりずっと自殺率も高いのです。

また、よほど能力が高くないと、一時期遊んでたけどまたバリバリ働くことにします!というような生き方は認めてもらえない。女性が、キャリアの途中での離脱があり、そのために仕事で不公平な評価を受けてしまうこととは対象的に、男性はキャリア途中で離脱することが認められないのです。

 

自分は大学を中退する覚悟で休学しましたが、どうやって食べていくのか24歳のときでも全く検討もつかなかったです。普通に就職することも難しい。

塾で手取り18万円で年金も無しでずっと生きていくのかな、と。

その後、自分にあったものがたまたま見つかったから良かったものの、レールを外れることのリスクの大きさは女性の比じゃない。

「選択肢が非常に少ない」

これが男性の生きづらさなのです。

 

そして、この生きづらさはなかなか理解して貰えません。単なる怠け者のレッテルを貼られるし、当然パートナーなんか見つかりません。女性の生きづらさとして、子どもが産まれた時の離脱とそれに伴う不公平な扱いというのがありましたが、男性だとそもそも子どもを持つことすら出来ないのです。

 

単なる怠け者のレッテルを貼られているので、そういう人にフィーチャーした記事は出てこないし、メディアにも取り上げて貰えない。

コミュニケーションが苦手で、就職するのが困難。でも、フリーで生きていくのは就職する以上にコミュニケーション能力が問われたりします。かといって、そういう人が多数いた、いわゆる「職人」という人はこの文明でどんどん減っています。

生きていくためには何かで圧倒的なスキル、適性を持っていないといけないのですが、たまたまそれに巡り会えるかは運です。

 

男性の自殺率は女性の2倍以上です。

合わないにも関わらず離脱がほぼ許されないレールの上で疲弊した人。離脱した結果、生きていくすべを失った人。それがこの数字に現れているのではないかなと思うのです。