木原直哉オフィシャルブログ

プロポーカープレーヤー、木原直哉が、思ったことを書いていきます。道場やってます。https://lounge.dmm.com/detail/308/

サイトと信用2、警告

https://kihara-poker.hatenablog.com/entry/2020/04/09/131315

 

以前にこんな記事を書きました。

 

バックギャモンマスターズで起こったことを時系列に沿ってもう少し詳細に書きたいと思います。

・すごくきれいなUIとトーナメントへの大きな保障額で大々的に登場。

・トーナメントは保障割れすることも多く、かなり魅力的。

・フリーロールも多数開催。

・サイト運営者のポリシーで、棋譜を一切提供しない(=解析するのが大変にさせるため)。

・キャッシュゲームの上限が決められていて、それがかなり小さい

 

当然非常に人気が出ます。しかし、

・解析できないため、ボットの通報が機能せず、キャッシュゲームテーブルにボットがたくさん登場。

・次第にキャッシュゲームが過疎していく。

・過疎しているのに、そこそこのレートでウエイティングを入れると、すぐに見たこと無いIDの人が挑戦してくる。

・上はハウスボット(ルームがボットを使って自動対戦させていたもの)なのは明らか。

・次第にキャッシュゲームから人がいなくなる。たまに知らずに入ってきた人がピラニアに食われる。

・フリーロールは依然として継続されていたものの、ある時から出金することも困難に。

 

 

前半に書いた特徴、あるサイトと似てませんか?

・きれいなUI

・保障割れの多いトーナメント

・多数のフリーロール

・ハンド履歴が提供されない(画像のみ)

 

トーナメントは現状、そしてこれからしばらくは問題ないでしょう。

しかし、誰の目にも明らかにオンラインポーカーは衰退していくのに、この時代に、多額の契約金を使ったり保障割れをさせて頑張ってプレーヤーを集める理由は何でしょう。

黒と断言するわけじゃないし、出来ればちゃんと運営されて欲しいとは思ってますが、自分のおすすめとしては

・トーナメントはしばらくはOK

・キャッシュゲームやスピン等は既に警戒した方が良い

・なくなっても諦めがつく金額以上をサイトに置くのは止め、増えたら定期的に出金する

 

という感じです。自分も今年はトーナメントを少し打とうと思ってます。トーナメントは(特にライブと紐付けられたイベントは)ハウスボットは使えないですから。

「木原はおおげさだなあ」

と思う人が多数じゃないかなと思います。しかし、自分は全く大げさではなく、大真面目に言ってます。杞憂に終われば良いですが。

バックギャモンでも、最後まで誠実な対応だったのは最大手のplay65でした。ポーカーでも、partyとpoker starsへの信用は飛び抜けて高いですし、最後まで誠実な対応をするだろうと信じてます。

 

こんなことを言っても自分にメリットは無くて、恨まれたりするかもしれないデメリットしか無いです。ただ、自分が思うことを正直に書きました。後は各自で判断していただけたらと思います。