木原直哉オフィシャルブログ

プロポーカープレーヤー、木原直哉が、思ったことを書いていきます。道場やってます。https://lounge.dmm.com/detail/308/

anteありゲームの対応

anteなしゲームとanteありゲームの違いって、色々ありますよね。

「アンティがあるなら、参加率があがる」

「アンティがあるなら、金額は大きく」

とはよく言います。もちろん正しいです。

https://kihara-poker.hatenablog.com/entry/2019/10/10/171625

 

以前書いた、ポーカー6原則です。

https://kihara-poker.hatenablog.com/entry/2020/01/09/173349

この記事は、原則から変化した際の対応を書いてます。

 

そこから、大きく広くなった相手に対する戦略を考えると

「広く大きいベットに対してはレイズを増やす」

です。

 

別にこれはエクスプロイットの話題ではないのですが、アンティありゲームは広く大きくベットする事が増えます。すると、それに対しての戦略としては

「アンティありゲームでは、ボタンやブラインドからアグレッシブに」

です。要するに3ベットを増やしましょうってことですね。

 

また、同じBB数だった場合、アンティありゲームの方が実質的な深さは浅いです。

オールインまで近いのですね。すると、ポジションの優位が減ります。

なので、特にブラインドからの3ベットが非常に効果的になります。

また、サイズも若干大きく打ちます。

3bbに対して、16bbくらいに3ベットします。すると、相手は4ベットで刻むことが非常に困難になります。刻むことは出来るけどコミットに近くなります。すると、相手の有力な選択肢が一つ消えることになるので、その分だけでも得です。

 

そこを意識して、100bbのアンティゲームを打ってみてはどうでしょうか。