これは完全にシロウトの自分の私見です。
AI時代が来るのは誰がなんと言おうと間違いないですし、それによって消える職業と伸びる職業があるというのも否定する人はいないと思います。
結局、どんな職業でもたくさんの人が従事しています。
そのことを考えると、伸びるか消えるかは、どの程度AI(機械)化されやすいかよりも、どの程度コピーしやすいか次第だと自分は思うのです。
そういう意味では、引越し業者のような職業はほぼ消えることがないと思います。伸びることもないけど。仮にすごい機械を作ったところで、それが1台だけでは意味がないわけで、大量生産しないといけなくて、結局コピーするのが難しいのです。
よく言われるけど、コピーしやすいという意味では、医者、税理士、弁護士などはこれから相当厳しいことになると思います。
プログラマーってどうなのかはすごく分からないです。伸びるかも知れないし、ごく一部だけ伸びて他は軒並みアウトの世界が来るかもしれません。
確実に伸びると言えるのは、サービス業以外では、人間のトップを決める世界でしょう。
多くの人が働かなくても世界が回るような時代、人間が溢れます。
すると、人間のトップを決める世界にたくさん参入があるはずです。
スポーツとかゲームの世界ですね。
じゃあ今のゲームのプロは得をするかというと、自分はそれもまた否定的で、スポーツと比べてAIに依る影響が大きな世界なので、競技人生が非常に短くなると思うのです。瞬間のトップの人の稼ぎは凄いことになるけど、そこから脱落していくのも早い。そして競争が激しい世界なので、トップになることも難しい。
結局、同じような人が長くトップに居続ける事ができる世界と言うのは、その世界のトップになりたいと思う人が少ない世界とも言えるわけで、ゲームの世界が伸びると言うのはその世界が厳しくなるということと近いと思います。
今のプロ野球選手は、引退した後に第二の職業に就きます。野球に関わり続ける人もわずかにいるけど、それ以外のことをやる人も多いです。
ゲームのプロは、今後どんどん報われる時代になると思うけど、それと同時に引退が早くなる時代になるかと思います。
ゲームのプロもスポーツのプロもコピーは出来ないけど、ゲームのプロの方がよりAIに影響されやすい世界なので、今後
「スポーツのプロだからゲームと違って競技人生が長いよね」
という時代がそれなりの可能性で来るんじゃないかと思います。今は完全に逆ですけど。