木原直哉オフィシャルブログ

プロポーカープレーヤー、木原直哉が、思ったことを書いていきます。道場やってます。https://lounge.dmm.com/detail/308/

ミックスゲームの勧め、FLHE

ミックスゲームの勧めの第2弾です。

NLHE、PLOとやった後、何をやったらいいですか?とはたまに聞かれます。

個人的に次にやるべきだと思うのはFLO8ですが、NLHEの助けになるという意味では、FLHEをやってみるといいんじゃないかと思います。

FLHEとは、

fixed limit hold'em

の略です。リミットホールデム、と略されます。ベット金額が固定されたホールデムです。

今でこそNLHEが主流とされてますが、昔はFLHEがスタンダードで、どこのポーカールームに行ってもNLHEはないけどFLHEはある、という感じでした。

ところで、自分は2年間ほど、五反田でポーカー初心者講習会を行ってましたが、そこで教えていたのがFLHEです。

初心者が経験者と混じって打つ場合、いくら打つのがいいのかというのが一番難しいところです。でも、FLHEだと、打つことが出来る金額が固定されているので、ルールを覚える際はこちらの方がいいんじゃないかと自分は思っています。

 

 

仮に2-4のFLHEだとします。

FLHEにおいて、2-4という数字はブラインドではありません。フロップ以降のベット額を意味します。

ブラインドはSBが1、BBが2です。

アクションは普通のNLHEと同じですが、誰かがレイズ(2ベット)したかったら、4にしか出来ません。そこにリレイズ(3ベット)したかったら6にしか出来ません。そこにリリレイズ(4ベット)したかったら、8にしか出来ません。

そして、多くの場合4ベットがキャップです。上限。それ以上のレイズが許されず、コール止まりで次のラウンドに行きます。ちなみにラスベガスは5ベットがキャップです。

 

フロップを開きました。

やっぱりベット額は2です。もちろんチェックも出来ますが。レイズは4、3ベットは6、4ベットは8です。

 

ターンに突入します。

すると、ベット額が4に上がります。2ベットが8、3ベットが12、4ベットが16。

リバーも同様です。

後はNLHEと同じようにプレーすることになります。

 

 

普段NLHEをやっている人から見て、どういうハンドの価値が上がり、どういうハンドの価値が下がると思うでしょうか。

 

ちょっと面白い話題なので、アンケートしてみます。