木原直哉オフィシャルブログ

プロポーカープレーヤー、木原直哉が、思ったことを書いていきます。道場やってます。https://lounge.dmm.com/detail/308/

大人になるということ

「大人しい」という言葉があるように、大人になると色々行動が落ち着いて、色々なことに興味も薄くなる、のだと自分は子どもの頃思っていました。

 

そして、実際37歳、アラフォーになって思うのは、大人も実は中身は子どもとそんなに変わらないんだなということです。じゃあ何が変わるかと言うと、

「社会的立場がついてきて、家族が出来たりするので、リスクのある行動が取りづらくなるから、本当はやりたくても出来なくなる」

とよく言われますし、それも大きな要素の一つなのは間違いないですが、もう一つ

 

「色々なことをやる体力が無くなる→でも、それを(他人にだけじゃなく自分自身にも)認めたくない→「そういうのは卒業したんだ」という態度を取る」

 

これが若いうちには気づかなかった真実の大部分なんじゃないかなと感じます。

 

ポーカーをやるようになって、それなりに従業員がいる会社の社長さんたち(殆どは自分で立ち上げた会社)と知り合う機会がそれなりに増えましたが、結構な割合の社長さんは、還暦近くなっても2徹で遊んだりしてるんですよね。仕事が忙しくて遊ぶ暇がないけど、代わりに徹夜して遊ぶ・・・37歳の自分から見てもびっくりです・・・

会社を立ち上げて成功させた人って、創業期は本当にむちゃくちゃな働き方をしてきた人がかなり多いと思うのですが、それを生き残った人たちは異常なくらいの体力があって、還暦近くなっても体力が高いんだと思います。

鍛えられたと言うより、生存バイアス。

 

20代の頃は分からないけど、体力っていちばん大切な才能のうちの一つだと最近本当に思います。