木原直哉オフィシャルブログ

プロポーカープレーヤー、木原直哉が、思ったことを書いていきます。道場やってます。https://lounge.dmm.com/detail/308/

PLOのイメージ、三国志バージョン

PLOとは、4枚配られてそのうち2枚を使うゲームです。

どうしても複雑になるので、ぱっとイメージが沸かないという人も多いかと思います。

最近はもっと漠然と勝率とかのイメージを持てるようになったのですが、そこそこやりこみ初めた時のPLOに対する自分のPLOのイメージは、次のようなものでした。

 

PLOは4枚中2枚使います。

その組み合わせは6通り。

例えば、KQJTなら、KQ、KJ、KT、QJ、QT、JTの6通り。

別の人がAAを持っているとすると、AAとKQとKJとKTとQJとQTとJTの7人で戦うようなものです。

NLHEをプレーしてて、AAでレイズして6人にコールされた時の気持ちを考えてみてくださいw

しかもずるいことに、6人がコールしたら6倍のポットになるはずだけど、1人分しかお金を出さないで良いのです。

とはいえ、AA側もAAだけではありません。

AA94なら、AA、A9、A4、94と、一応3人の従者がいるのです。

AAという呂布に、雑魚武将が3人護衛についてて、そこそこ武将6人と戦うのです。いくら呂布といえども苦戦して当然です。

 

しかし、もし対戦相手がKQJ2だったら?

KQ、KJ、QJ、K2、Q2、J2の6人で戦うことになります。

そこそこ武将3人に、雑魚武将3人です。これだとフロップ以降を考えても不利な戦いを強いられることになるでしょう。奇襲要員の2が大活躍しない限り・・・

 

一方、AA側でも、AAA8rというハンドがたまに来ます。これって

AAとA8の二人で戦うようなものです。これは勝率的にも厳しいし、フロップ以降のプレーのしやすさ的にも厳しい。

また、フロップにAが来る確率が半分になってますし、AAからみて都合が良いAK、AQ等のハンドを相手が持っている可能性も半分になります。

 

AA(呂布張飛)クラスの武将ならともかく、QQ(関平)などは護衛が強くないと結構プレーするのが大変なのです。

QQJTdsとかだと、QQ(関平)の他に、QJ、QT、JTというそこそこ武将が護衛についてます。しかもフラッシュも2種あります。フラッシュ1種につき、武将が1人増えるくらいのイメージです。なので、KQJTdsだと8人のそこそこ武将です。Aスートはそこそこ武将1.5人分くらいです。

一方、QQ73rとかだと、QQ(関平)のほかは、Q7、Q3、73の護衛。うーん、関平が大活躍しないと勝つのは難しそう。

 

NLHEが一騎打ちなら、PLOは集団戦です。良い護衛がいるチームが強いのです。

たまに、AAQTdsのような、呂布+AQ、AT、QT、Aスート2人というような鬼チームも出来ますが、そんなのは早々来ないです。ただ、そんなチームになっても、フロップを開いたら、水上や湿地帯の弓矢がメインの戦いになったりして、黄忠の方がずっと強くなったりもします。鬼のチームを編成したからと言って、過信は禁物なのです。

 

PLOについてのイメージでした。当たらずも遠からずという感じだと、今でも思ってます。