木原直哉オフィシャルブログ

プロポーカープレーヤー、木原直哉が、思ったことを書いていきます。道場やってます。https://lounge.dmm.com/detail/308/

ロスの気候

明日からロスに3週間ほど行ってきます。

海外に出かけるのは去年のWSOP以来ですね。

 

こういう話をすると、よく聞かれるのは、ロスの気候です。

まあたわいの無い話ではあるのですが、多分一般にはあまり知られてない地球物理的な事実があるので、海外によく行く人には参考になるかなと思って書きます。

 

基本的に、

「海が東(右)にあって、陸が西(左)にある地域は四季の差が大きい」

「海が西(左)にあって、陸が東(右)にある地域は四季の差が小さい」

という事実があります。

 

日本は東に太平洋があって、西側に存在する陸地なので、前者に当てはまりますね。なので、四季の変化が大きいです。

え?日本海側の地域はどうかって?この話は千キロメートル単位のスケールの話をしているので、日本海側であっても前者に当てはまります。

 

ロスはアメリカ西海岸にあるので、後者に当てはまります。

なので、冬でもそこまで寒くなく、夏でも東京ほど暑くなりません。

真冬でも、最高気温が15度を超えることが多く、20度になることも珍しくありません。一方、夏は最高気温が30度を超えたら、かなり暑い日という感じです。

 

ヨーロッパも気候が安定しているイメージが無いですか?それはやはり同様の理由なのです。ロンドンは、緯度で言うとサハリンの位置ですが、冬の気温は東京とさほど変わらないくらいです。

 

なぜこんなことが起こるか。

すごく簡単に言うと、地球の自転の関係で、

「東に海があると夏に南風、冬に北風が吹く」

「西に海があると夏に北風、冬に南風が吹く」

からなのです。(説明は全部北半球です)

 

 

ではラスベガス等の内陸は?

多くの人がご存知の通り、水は温まりにくく冷めにくいという性質を持っています。

夏に南風、冬に北風が吹いていても、それでも海が近くにある方が気候はずっと安定するのです。なので内陸は年間を通した気温の差が非常に大きいのです。

なのでラスベガスは、夏(WSOPの時期)は最高気温は連日45度!、冬は東京と変わらないくらいです。緯度は東京と同じくらいなので、夏の最高気温が10度ちょっと高い分くらい、振れ幅が大きいですね。

 

 

(どうでもいいけど、気温のグラフを持ってきて貼れよと思いますが、そこら辺は意識低い系のブログなのでご容赦くださいw)