木原直哉オフィシャルブログ

プロポーカープレーヤー、木原直哉が、思ったことを書いていきます。道場やってます。https://lounge.dmm.com/detail/308/

poker stadium

来年の春に、本格的なノーリミットホールデムがプレー出来るゲームセンターのゲームが初めて登場します。その名前は「poker stadium、ポーカースタジアム」。バンダイナムコからのリリースです。

以前にもテキサスホールデムをプレー出来るゲームがありましたが、そちらはメダルゲームだった上に、特殊なリミットゲームでした。

今回登場するゲームは本格的なノーリミットホールデムです。

 

https://twitter.com/poker_stadium/status/1057845460432351232

 

こちらがその公式ツイッターページです。もし興味があればRT&フォローしてください。

このゲームの監修を、自分がやらせてもらっています。

日本のポーカー界を大きく動かすようなプロジェクトの監修に声をかけて頂いて、今までの自分の活動を評価して頂けているのを感じ、非常に嬉しく思います。

 

さて、このゲームですが、ブラインドが上がらない、リングゲーム形式です。

1プレー200円(予定)で、100-200ブラインド。8000点スタート。アンティはSBと同額の100と非常に大きめの設定にしました。これは自分が強く推した部分です。また、プレーの持ち時間もあり、それがなくなると100円で時間を購入します。

そして、20000点になったらステージクリアで、別のテーブルに移動することになります。その際に、ランクが上がります。当然ですが、ランキングも公表されます。

ステージクリアになった場合は、追加のお金投入は無しで、持ち時間も回復して次のゲームに進む事が出来ます。

 

このプロジェクト、開発陣が全員、ポーカープレーヤーです。

個人的には、面白いポーカーゲームを作る上で、これは非常に大切なことだと思います。

ポーカープレーヤーとしては、極力ディープスタックでポーカーをやりたい。でもゲームセンターのゲームとしてはある程度収益に繋がらないと困る。それを解消するためにハンド数で区切ってお金を取るとかだと、ゲーム性を壊してしまう。かと言ってトーナメントみたいにブラインドをあげて強制オールインになるようなことはしたくない。

そのバランスを考え、議論し、何度も何度もテストプレーをして、最終的に決まったのがこのシステムです。何よりゲームセンターのゲームなので、タイトに打つことが期待値的に正しいというようなゲームにだけはしてはいけない。それは運営側にとっても、プレーヤー側にとっても良くないことですから。

100-200でアンティ100。この大きなアンティはタイトに打つとジリ貧で負けてしまう、ある程度以上参加しないと負けてしまう、そういうゲームにするには必須であると自分は考えました。

 

このゲーム、来年(2019年)春から稼働予定ですが、11月10日(土)から11月18日(日)まで、東京池袋のラウンドワンと、大阪のnamco梅田で、ロケテストがあります。稼働前のテストを兼ねた発表会的なものですね。

どちらも、プレーする上で特に条件はありません。当日ふらっとゲームセンターに足を運んでいただければプレー出来ます。

 

ロケテストはお祭りみたいで楽しいという意見が複数あったので、自分も告知なしでシレッと参加してみたかったのですが、運営関係者はお金を投入してはいけないとのこと。確かにテストの意味がないですからね。残念w)

 

では明日からスタートのこのイベント、宜しくおねがいします!