木原直哉オフィシャルブログ

プロポーカープレーヤー、木原直哉が、思ったことを書いていきます。道場やってます。https://lounge.dmm.com/detail/308/

ミックスゲームの勧め、スタッド

ミックスゲームの勧めシリーズ、続編です。

NLHE、PLOと来たら、次に勉強すべき種目としてオススメなのはFLO8かStud8と書きましたが、ルール説明の都合上、次に説明するのは、

スタッド(7スタッド。Stud。略称はS)です。

 

ルールとしては今まで見たことがないものだと思います。

まずは、全員が所定のアンティを払います。

今でこそ、NLHEが流行った影響で、アンティはトーナメントのもので、キャッシュゲームでは基本的に存在しないと思っている人が多いかと思いますが、元々はアンティはキャッシュゲームからスタートしているのです。

というか、ハンドを貰うのに払う場代、と考えると、むしろブラインドよりアンティの方が自然だと思いませんか?

NLHEをやりこんで、それが当たり前になっていると、ちょっと考えたらより自然なことがすごく不自然に感じられたりするのです。

 

スタッドでは、8人マックスで行われる事が多いです。

まず、全員が所定のアンティを払います。ここでは25/25/100/200としてルール説明をします。

まず、プレーヤーは25のアンティを払います。

トイレに行きたいとか電話したい等でハンドを受け取りたくない場合はアンティを払いません。ブラインド形式と違ってミスドブラインドというようなものは無いので、帰ってくる時も次のハンドで単にアンティを払うだけで良いのです。

 

全員が25のアンティを払ったとします。

すると、ディーラーは常にシート1から全員に2枚ずつカードを裏向きに配ります。その後、3枚目を、全員に「表向きに」配ります。

この3枚目のカードのことを「ドアカード」といいます。

そして、ドアカードが一番弱いプレーヤー(同じ数字の場合は、スートが弱い人。s>h>d>cの順です)が25のチップを出すか、いきなり100にベットすることが出来ます。

しかし、一番弱いカードを貰った人は普通は25だけにするのが自然です。この25をブリングイン(BI)と呼びます。

 

リングインのプレーヤーの左からアクションスタートです。プレーヤーの選択は以下の通り。

1、フォールド

2、25をコール

3、100にベット

ブラインド形式の場合は、最初のBBは「ブラインドベット」と呼ばれるように、強制ベットが入っているので、そこで金額を釣り上げたかったら、「レイズ(上乗せ)」になります。

しかし、スタッド形式でブリングインはベットではないので、最初のベットはベットであってレイズではありません。ただまあ、レイズと言っても通じますし、混乱もしないですし、実際にレイズと発声するプレーヤーは多々います。

また、25チップは100チップに満たない半端な金額なので、それをちゃんとした金額にするというような感覚で「コンプリート」という用語も使います。NLHEで、誰もレイズが入ってない時にSBでコールすることをコンプリートといいますが、同じ意味合いですね。

100にベットする際、何も言わないと25のブリングインをコールした扱いになるので注意。25を4枚で出すか、100チップ+更に何かのチップを投入して(余った分は後で戻す)ベットの意志を明確にするか、親指を上にして(いいね!みたいな感じ)ベットの意思表示をするか、ベットと言うか、コンプリートと言うか、レイズと言うかしましょう。

キャッシュゲームでは、100ドルチップは自動的にコンプリートになるという内輪ルールがあることもあります。

 

後は普通のFLHEと同様に進行しますが、25チップのまま上乗せされていない場合は、最初に25チップを出した人はベットの権利はありません。それがNLHEプレーヤーにとっては珍しいルールでしょうか。最初にいきなり100にする権利があったので、それを行使しなかった、って感じですね。

 

 

金額が揃ったら、生き残っているプレーヤーに4枚目(4thカード)をシート1から順に表向きに配ります。

ここから、アクションは、見せているボードが一番強い人が先アクションになります。その人はチェックか100ベットです。ただし、ドアカードと4thカードがペアになってる場合は100だけじゃなく200にダブルベットすることも可能です。金額は100-200-300-400といつものリミットゲームと同じです。

金額が揃ったら、5thカードをシート1から順に表向きに。

ここからベット金額は倍の200になります。FLHEやFLO8でターン金額が倍になるのと同じですね。

同様に6thもプレーし、7thカードに突入します。

7thカードはシート1から順に、「裏向き!」にカードを配ります。

そして、6thカードまでで一番ボードが強い人からアクションします。

最後まで行くとショウダウン。

ショウダウンする場合は、7枚から5枚を使って一番強い手を作ります。

それはNLHEと全く一緒ですね。

 

リングインの時にスートの強さで誰がブリングインするかが変わったりしましたが、ハンドの強さを見る時はスートは関係ないです。なので、4th以降で誰が一番最初にアクションするかの時もスートは関係なく、同じ強さの人が複数いる場合は、ディーラーさんの左側に近い方の人が最初にアクションします。

アメリカ社会やポーカー界は公平さを異常に重視するのに、ここの決めがこうなっているのは、不思議ではあります)